ブロックストレージの接続

ダッシュボードから ボリューム ページにおいて、ブロックストレージをインスタンスに接続できます。接続したいボリュームの隣にある 接続の編集 アクションをクリックします。

このアクションをコマンドラインから実行するには、以下のコマンドを実行します

$ nova volume-attach <server> <volume> 

nova コマンドラインクライアントから以下のように、インスタンスの起動時にブロックストレージのマッピングを指定することもできます。

--block-device-mapping <dev-name=mapping> 

ブロックデバイスのマッピング形式は <dev-name=<id>:<type>:<size(GB)>:<delete-on-terminate> です。ここで、

dev-name

そのボリュームはシステムで /dev/dev_name に接続されます。

id

起動するボリュームの ID です。nova volume-list の出力に表示されます。

type

ボリュームがスナップショットから作成されたことを意味する snap、または snap 以外の何か (空文字列も有効) です。上の例では、ボリュームがスナップショットから作成されていません。そのため、この項目を以下の例において空白にしてあります。

size (GB)

ボリュームのギガバイト単位の容量。このフィールドを空欄にして、Compute サービスに容量を推定させるのが安全です。

delete-on-terminate

インスタンスが終了したときに、ボリュームが削除されるかどうかを指示する論理値です。真は True または 1 として指定できます。偽は False または 0 として指定できます。

ブート可能なファイルシステムイメージでブロックストレージを事前に準備していると、永続ブロックストレージからブートすることもできます。以下の例は ID=13 のボリュームからブートしようとしています。終了時に削除されません。--key-name を有効なキーペア名で置き換えてください。

$ nova boot --flavor 2 --key-name mykey --block-device-mapping vda=13:::0 boot-from-vol-test

バグ 1163566 (https://bugs.launchpad.net/nova/+bug/1163566) のため、Horizon においてボリュームからブートするとき、このイメージを使用しないにも関わらず、イメージを指定しなければいけません。

普通にイメージからブートし、ブロックストレージを接続するには、vda 以外のデバイスをマッピングします。



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