OpenStack Compute Cells を使用して、NeCTAR クラウドは8サイトに及び、1サイトあたり約4,000コアがあります。
各サイトは(OpenStack Compute のセル設定におけるリソースセルとして)異なる設定で実行されています。数サイトは複数データセンターに渡り、コンピュートノード外のストレージを共有ストレージで使用しているサイトもあれば、コンピュートノード上のストレージを非共有型ファイルシステムで使用しているサイトもあります。各サイトは Object Storage バックエンドを持つ Image Service をデプロイしています。中央の Identity Service、Dashboard、Compute API サービスが使用されています。Dashboard へのログインが Shibboleth の SAML ログインのトリガーになり、SQL バックエンドの Identity サービスのアカウントを作成します。
コンピュートノードは 24~48コアがあり、1コアあたり 4GB 以上の RAM があり、1コアあたり約 40GB 以上の一時ストレージがあります。
全サイトは Ubuntu 12.04 をベースにしており、ハイパーバイザとして KVM を使用しています。使用している OpenStack のバージョンは基本的に安定バージョンであり、5~10%のコードが開発コードからバックポートされたか、修正されています。